SPIN
高木佑輔｜Yusuke Takagi
1979年東京生まれ。明治学院大学社会学部社会学科卒業後、2005年からフリーランスの写真家として活動を開始し、辺境に生きる人々の人権を主なテーマとして、アジア・アフリカを取材。2011年の東日本大震災を機に日本社会をテーマとし、福島第一原子力発電所事故後の世界を、父親の目線から捉えた写真集『Kagerou』を上梓。2020年にはアルコール依存症とその連鎖をテーマにした写真集『SPIN』を上梓。 現在は横浜を拠点に活動
© Yusuke Takagi - Statement -
アルコール依存症の父親の下で育った作家は、父親が家族に残した傷跡を振り返りながら、世代間連鎖への不安と対峙した。作家は底知れぬ不安の中で、自分自身と向き合い、アルコール依存症の父親の姿から抱いた感情と未来を、本作で表現する。